2014年11月29日土曜日

階段下収納扉のデザイン変更

お絵描きが好きな2歳の息子。

普通のクレヨンだとやわらかいので、
クレヨンのカスがもろもろとでて、
手も服も床も机も汚れてしまうので、
かたい、色が出にくいクレヨンを使わせていました。

安いクレヨンは、顔料の量をケチっているようで、
クレヨン自体もかたくて、色もうすくしか描けないのですが、
手も汚れないし、周りにも色がつかないし、
重宝していました。

ところが、普通のクレヨンを1度使わせてあげたら、

"これはいい!"

と2歳の息子なりに思ったのか、
かたいクレヨンは『いらない!』と言って使わず、
普通のクレヨンを置いてある部屋を指差して、

『あっちの ク レ ヨ ン !!!』

と、すごい形相で欲しがるので、
ママは折れて、普通のクレヨンを明け渡しました。

案の定、手も服もクレヨンまみれになってしまい…
しかも、やわらかいので力を入れなくても描けるのに、
ものすごい筆圧で描くものだから、
さっそくクレヨンがボキボキと折れてしまいました。


さて、気を取り直して、階段下収納のお話です。

1階から2階への階段の下は収納です。



当初の図面では、
階段の段々に合わせた収納扉になっていました。

←こんな感じです。
ですが、
手すりはまっすぐなので、
手すりと扉がちぐはぐな感じになってしまうのが
気になって、

こんな感じで、
収納扉の上を直線状にしてもらうことにしました。

こちらの写真も、階段下が全て収納です。



ちなみに、うなぎの寝床の手すりは、
上の写真のタイプです。

収納はもちろん長方形なので、
普通に扉をつくると、上の写真のように段々になるのですが、
扉だけを台形にすることで、
下の写真のように、上を直線状に揃えることができます。

コスト的にはさほど変わらないそうです。

コストアップにならないなら、
デザイン的には手すりと収納扉がパラレルに揃う方がキレイなので、
直線状に変更してもらうことにしました。

今日は実施設計の最後の打合せ、まとめです。

変更して欲しい点は、すでにメールで事前にお伝え済みで、
まだ一部決めきれていない部分の相談と、
変更点の確認、全体のまとめの予定です。

2014年11月28日金曜日

不動産取得税申告書

大好物のぶどうの季節が終わったものの、
みかんという新たな好物に出会って毎日ご機嫌の2歳の息子。

最近、毎日食後にみかんをほおばっています。

1個食べ終わると、

『みかんもっとちょうだいなー』

『みかんもっとくだしゃーいー』

とせがんできます。

みかんに心を奪われて、
去年までたくさん食べていたりんごには
今年は見向きもしません。


ところで昨日、ポストに不穏な郵便物が…

きました、
『不動産取得税』の申告書。

そういえば、すっかり忘れておりました。
土地を購入した直後に調べて、
こちらにまとめた通り、
"夏頃に案内がいきます"とのことだったのですが、
それが今頃届きました。

しかも、納付期限がなんと12月12日。

えらい直前のご案内ですねぇ。

忘れないうちに納付しなければ。

2014年11月26日水曜日

お風呂が一転、在来に

昨日、近所の開業医さんへ、
2回目のインフルエンザの予防接種をうちに行った2歳の息子。
(13歳未満は2回接種です。)

待合室の端っこに置いてあった小さい水槽を見つけて、

『おさかなさん!おさかなさん!』

というので、近寄ってみました。
メダカサイズの小さい魚が4匹泳いでいて、
興味津々の息子。

すると、

『おさかなさん おふろはいってるー』

と。

確かに、水につかっている状態といえば、
2歳の息子はお風呂しか知りません。

やっぱり子供は視点が違うな、と、
かわいい発想に妙に感心したママでした。


お風呂といえば、
うなぎの寝床のお風呂は、
ユニットバスでよいかな、とさんざん言ってきたのですが、
結局、今のところ、在来になっております…。

なぜかといいますと、
ガレージの奥が浴室で、
せっかくガレージシャッターもつけるので、
お風呂に入りながら車が見えたらステキだな、
とチラッと思っていたらば、

建築家さんが、
"それはいいですね!!"
と、すごくノリノリで気に入って下さって、
あっという間に図面に取り込まれてしまいまして、

そうなると、換気用の窓を別の壁にも設けなければならず、
窓が2面になった瞬間に、
ユニットバスの選択肢が消えてしまったのです。

ユニットバスですと、窓は1面にしか設けることができません。

"ハーフユニット"という選択肢もありますが、
あまりお得ではないのと、
機能面でもすごく優れているわけではないそうで、
ハーフユニットにするなら、在来でよいのでは、
との設計事務所さんのお話。

しかも、ユニットバスもグレードのよいものを選ぶと、
そこそこお値段してしまうのと、

在来でも、組み合せによってピンキリなので、
在来だから必ずしもすごく高くつく、というわけではないし、

たしかに浴室からガラスごしに車が見えたらカッコいいので、

家の1つの見せ場になるかと思い、
このプランでいくことにしました。

というわけで、なるべくコストを抑えるべく、
水栓や浴槽やタイルを日々検索中です。

2014年11月22日土曜日

キッチンワークトップはステンレス

わりと穏やかな性格と思われる2歳も息子も、
最近は人並みに自己主張をするようになってきました。

夕飯の準備をキッチンでしていると、
ダイニングテーブルによじのぼり、
カウンターごしにキッチンをのぞいてきます。

『ごはんごはん』と言いながら、
シャモジやお玉をとって遊んでいるだけならまだよいのですが、

ごはんを温めようと、電子レンジへ入れると、
ごはんをしまわれてしまうと思うようで、

『ごーはーんー!!』

と言いながら、泣きじゃくります…。

先日は、お芋をふかそうと、まずお芋を洗っていると、

『おいもたべるー』

とウキウキでのぞき込む息子。

ママがお芋を包丁で切ると、

『ちょきちょきー』

とまだご機嫌。

そして、お芋をお鍋に入れてフタをすると、

『おー いー もー !!』

と、顔をくしゃくしゃにしながらの猛抗議。

どうやら、お芋をそのまま食べられると思っていたのか、
お芋をしまわれて、もらえなかった! と思ったようです…。


さて、そんな息子が間違いなくよじ登るであろう、
うなぎの寝床のカウンターキッチンのワークトップ(天板)は、
いろいろ迷ったあげく、
"ステンレス(バイブレーション仕上げ)"に決めました!

そもそも、最初は、
ステンレスキッチンの"タニコー"に憧れていたパパママですが、
あまりの値段の高さにすぐに断念。

その後、あらゆるキッチンメーカーを見学して、
イタリアのキッチンに使われていた黒い"石"の天板が気に入ったママ。
表面がツルッと滑らかなタイプではなく、ざらざらゴツゴツしたタイプでした。

しかし、キッチンメーカーの方いわく、
"表面がざらざらしていると、粉とかがそこに残ってしまったり、
掃除がしずらいので、オススメしません"
"黒い石は、キズが白くでてきてしまうので、黒はやめた方がよいです"
と。

確かに、と納得のパパママ。

で、オススメされたのは、"サイルストーン"。
水晶と樹脂をプレスしたもので、
美しいだけでなく、
硬いので、色滲みしないし衝撃にも強くて耐久性が高い、
と、キッチンメーカーさんの一押しでした。

天板をステンレスにした場合のキズを気にしているパパも
サイルストーンは結構気に入っていたのですが、

シンクがステンレスなので、
シンクとワークトップで素材が違ってしまうのがママは気になっていて、

さらに、建築家さんも、
キッチンのワークトップだけ、存在感の強いサイルストーンを使うと、
周りと調和がとれずに、ちぐはぐな感じになってしまうのでは…
と懸念されていました。

たとえば、床もタイルで、
キッチン本体も塗装にして、高級感溢れる感じならば、
サイルストーンも合うけれど、

うなぎの寝床の2階はそういう高級路線ではないので、
ワークトップだけが浮いてしまうことになります。


というわけで、
パパもママも納得で、
ワークトップはステンレスに決定。

黒いキッチンに、
ステンレスのワークトップ、
こんなイメージですかね。

コの字ではありませんが。

写真をよく見ると、キッチンカウンターの側面にスイッチがついてます。
うなぎの寝床のキッチン側面のスイッチも、こんな感じです。

ステンレスは、キズがつくのは避け難いので、
なるべく目立たないように、ということで、
バイブレーション仕上げにします。

また一歩前進です。

2014年11月19日水曜日

収納扉の開け方

一昨日、2歳の息子は、
保育園のお散歩で湯島天神の菊祭りへ行き、
夕方は近くのクリスマスイルミネーションの点灯式へ参加したそうで、
我が家で一番季節感満点の生活をしています。

保育園に感謝感謝です。

いろんなところに行っているはずの2歳の息子ですが、
毎日決まって、

『どうぶつえん いったのー』

と、動物園へ行っていない日でも、
動物園のお話を一生懸命してくれます。
やはり一番のお気に入りは動物園のようです。


さて、うなぎの寝床には1階から2階への階段の下を利用した
壁面収納が廊下にあります。


こんなイメージです。

こちら、鏡に映っている階段の下が収納で、
よくよく見ると、
扉の境目の縦の線が見えます。

ツマミもなくて完全にフラットなのは、
扉がプッシュオープン式だからです。

押すと開くタイプです。

完全にフラットで美しいのですが、
プッシュオープンは、
使っているうちに金具がなまりやすく、
いまいちちゃんと閉まらない状態に
なりやすいそうです。



一方、こちらはツマミのイメージ。

階段下ではありませんが、
壁面収納のツマミタイプのイメージです。

パパママはどうもこのツマミの
"ポチ"っと感が気になりまして、

できれば"ポチ"はない方がよいなぁ…
と思い、




手掛けタイプにするのはどうでしょう?
と聞いてみました。









すると、手掛けタイプだと、手をかける部分が影になるので、
ツマミよりも目に障り、フラット感に欠けるので、
オススメではないようです。
さらに、階段状に段々になっているところへ、
さらに縦のスジも入ると、いろんな要素が入りすぎて、
全体のまとまりが悪くなってしまう、というお話でした。

なるほど、たしかに。

パパもママも納得で、
ツマミタイプにすることにしました。

ということで、目下、気に入るツマミを探し中です。

2014年11月17日月曜日

タイルは大きい方が手間がかかる

保育園でお休みの子がいると、先生が、
『○○くんおやすみでーす』
と言うらしく、
2歳の息子は時々そのマネをしています。

今朝、保育園へ行く途中、
よくネコがいるところを通ると、息子は、

『ねこちゃん いるかなー』

とネコを探したのですが、残念ながら今日はおらず、

『ねこちゃん いないねー
 ねこちゃん おやすみでーす』

と教えてくれました。
思わず笑ってしまったママでした。


さて、先日の打合せで判明した、ママの大きな勘違いのお話です。

うなぎの寝床の1階は、
玄関土間から奥の浴室までタイルの予定です。

そのタイルの大きさなのですが、

こんな感じの小割りの小さいタイルよりも、
大きなタイルの方がいいな、

とママは思っていました。

ちなみに写真は30cm角です。


大きいタイルの方が迫力があってカッコいいし、
小分けになっているよりも落ち着く感じがするので、
大きなタイルがいいな、と思っていました。

タイル貼りにするには、
 タイル自体のコスト+施工費
がかかります。

その"施工費"は手間に応じて決まってくるのですが、
ママはてっきり、
"小さいタイルの方が何枚も張らないといけないから、
より手間がかかるのでは"
と、思っていました。

ところが、実際は逆で、
大きいタイルの方が手間がかかるので、施工費もより高いそうです。

なぜかというと、タイルを貼る時は、
なるべくまっすぐ水平に貼らないといけないのですが、
どうしても下地は多少凸凹しているので、
調整しながらはらないといけないそうで、
1枚1枚を水平に貼るにあたって、
大きいタイルの方が面積が大きい分、
まっすぐにするのが大変なのだそうです。

なるほど、納得です。

建築のことは素人なので、新しい発見がたくさんあります。

ちなみに、うなぎの寝床のタイルは、
廊下が幅80cm、お風呂が幅160cm、
ということで、自ずと40cm角に決まりました。



2014年11月16日日曜日

実施設計④ ~仕上げ

お風呂あがりに、
脱衣所にある洗濯機を開けるのが日課の2歳の息子。

ドラム式なので、ちょうど子供が覗き込める高さです。

押すと開くのですが、よくできていて、
恐らく小さい子供が一人では開けられないようにという安全対策のためか、
意外と力が必要です。

割と力が強くなってきた2歳の息子でも、
一人では開けられません。

でも、中を覗き込みたい息子は、
開けてくれとせがむので、
毎日お風呂上がりに洗濯機を開けます。

最初は覗き込むだけでしたが、最近、
脱衣カゴの中の洗濯物を洗濯機の中へ入れてくれるようになりました。
せっせと全部入れてくれます。

そしてママの服を見つけると、
『ママの! はい どーじょ』
と渡してくれて、嬉しいのですが、
また同じ服着るのはイヤだなぁ…
と、複雑な心境のママです。


前回の打合せが1週間延期になったので、
今回は2週連続の打合せとなり、
昨日が実施設計4回目の打合せでした。

今回は"仕上げ"の打合せで、
内装、外装の素材を何にするか、
サンプルを見ながら相談しました。

床材、タイル、壁、外壁などの素材をそれぞれ決めていきました。
話がどんどん具体的になってきて、楽しいですね。

壁の色とかは、微妙な色がたくさんあるので、
実際には現場で決めることになるそうですが、
イメージだけつかんでおくのと、
塗りかクロスかなど、素材だけは決めておきます。

サンプルを見ていると、やっぱりグレードのよいものが良く見えてしまうので、
『とりあえずこっちで』
とグレードが高い方にして、本見積りをみてから、
どれくらい減額が必要かによって、あとでグレードを下げていこうかと思っていたのですが、
変更が多ければ多いほど、見積り調整や図面修正に時間をとられることになるので、
あまり優先順位が高くないものについては、
はじめから適度なグレードにしておく方が合理的なようです。

間取りが変わるわけではなく、素材が変更になるだけなら、
大した図面の変更はいらないのかな、
と素人考えで思っていたのですが、
素材が変わると図面も書き直さないといけないそうです。

というわけで、2週間後の次回打合せ(実施設計のまとめ)までに、
それぞれの優先順位をもう一度考えておこうと思います。

昨日打合せをしたそれぞれの素材についてはまた追々。

2014年11月12日水曜日

フロアコンセントは巾木へ移動

昨日、保育園からの帰り道に、

『今日はなにしたの?』

と2歳の息子に聞くと、

『しょうぼうしゃいたー、きゅうきゅうしゃきゅうきゅうしゃー』

と言うので、
てっきり、お散歩コースの1つの、近くの消防署へ行ったのかと思い、
会話が成立したことにママが一人感動していた矢先、
保育園の連絡帳を見ると、

"雨が降りそうだったので、園庭で四輪車に乗って遊びました"

と書いてあり…

うーん、残念。

会話成立まではまだもう少しかかりそうです。


先日の打合せでは、コンセントの位置確認も行いました。

事前にメールで送っていたパパママ案に、
設計事務所さんのオススメを加えて、図面におとしていてくれていました。

パパママが希望していた、
ダイニングテーブルの下あたりのフロアコンセントは、
設計事務所さんが、
キッチンカウンターの下の巾木へ設置する方がよいですよ、
とオススメして下さいました。

やっぱり床にフロアコンセントがあると、目障りですし、
ない方がスッキリしますしね。

ダイニングテーブルのすぐ近くにコンセントがあればよいので、
巾木への変更でパパママも納得、まとまりました。

その他、洗面周りのコンセントは水がかからないところへ移して下さったり、
位置を微調整しましたが、数はパパの希望通り設置されることになりました。

異様にたくさんある気がしないでもないですが、
あとから増やすわけにもいかないので、
ここは大は小を兼ねるでいきましょう。

2014年11月11日火曜日

立ち水栓

最近なんでも自分でやりたがる2歳の息子。

お風呂でも、
スポンジに自分でボディソープをかけて、
ぎゅうぎゅう泡を出して、
自分でゴシゴシ洗います。

洗うところにムラがあるので、
洗ってあげようとすると、
『じぶんで!』
と嫌がります。

足も、片足ずつ一生懸命持ち上げてゴシゴシ洗います。

なかなかかわいい姿です。


うなぎの寝床には、外に立水栓をつける予定です。
車や自転車と洗ったり、
靴とかお芋とか、砂だらけのものをゴシゴシ洗ったりする用です。




こちら、1階玄関周りの図面です。

車の出し入れの邪魔にならないように、
赤い印のあたりに設置する予定です。








シンプルな立水栓がないかと色々探して気になったのがこの2つ。




こちら、カクダイのステンレス水栓柱

価格はサイズによって多少異なりますが、
だいたい10000円前後です。





こちらはセキスイエクステリアの

Smart Tap(スマートタップ)

41,040円






スマートタップもかっこいいのですが、
よりシンプルなカクダイの立水栓に軍配。

お値段も少しですがカクダイの方が安いですしね。

あと、うなぎの寝床の周りは、
雑草対策でコンクリート土間にしてしまう予定なので、
水栓の下に水受けが必要です。

隣地との間で狭い場所なのと、
なるべく目立たないもので…と探して行き着いたのが、



こちらの写真のような、
グレーチングの水受けです。





立水栓と水受けと、まとまりました。
これで二歩前進ですね。

ちなみに、カクダイの立水栓は、
アマゾンなどにかなりディスカウントされて売られているので、
施主支給にするのもよさそうです。

施主支給候補を忘れないように、
早速『施主支給』のカテゴリを作って備忘録代わりにすることにしました。

窓ガラスは網入りか網なしか

ある日突然、
『よんじゅうごかいでーす』
と言った2歳の息子。

我が家はタワーマンションではないですし、
数はまだ『10』までしか知らないですし、
どこで覚えてきたのやら不思議で仕方なかったママですが、

もしや!?

と思い当たることが…


土曜日は保育園ではなく、
ママの勤務先でシッターさんにみてもらっているのですが、
お散歩で、よく都庁の展望台(無料)へ行っているらしいのです。

もしかして、その展望台が45階なのでは??

と思って調べると、

予想的中!

都庁の展望台は45階でした。

ちなみにママは行ったことがなく、
2歳の息子の方が東京通で羨ましいです。


そんな都庁の展望台にはかないませんが、
うなぎの寝床の2階リビングの南側の大開口も
なかなかの眺望となる予定です。

ところが、準防火地域のため、
防火対応で窓ガラスは網入りでないといけません。

もしくは、どうしても網入りがイヤな場合は、
 網なしの耐熱強化ガラス
というものもあります。

もちろん網なしの方が開放感はあるでしょうし、
設計事務所さんも網なしをオススメしますし、
家の見せ場でもありますので、ここは多少コストかかっても頑張るか、
とパパママも思っていました。

そんな折、実施設計をすすめるにあたって、
今まで以上にたくさんの建築の写真を片っ端から見ていて、
実は、大きな窓が気持ち良さそうな家でも、よくよく見ると、
意外と"網入りガラス"の家が多いことに気づきました。

たとえば、




こちら、窓が見せ場のお家ですが、
網入りガラス です。

写真が小さいので分かりづらいですが、
よくよく見ると網が入っています。




一方、
こちらが網なしガラス。









網なしガラスの方の写真が、
窓から離れて撮られているので、不公平な比較ではありますが、
網入りガラスの方も、離れればより網が目立たないはずです。

もちろん、写真と実際に見るのとでは違うと思いますが、
あらゆる写真を検証した結果、
網入りでもよいのではないか、
という結論に、パパママの中ではまとまりました。

で、今回の打合せで、
『意外と網入りの家が多いですよね?』
と設計事務所さんに聞いてみると、

『圧倒的に網入りの方が多いです』
とのお返事。

というのも、
今でこそ"網入りガラス"と"網なしガラス"の価格差は約2倍だそうですが、
数年前までは約5倍!!だったそうで、
設計事務所さんがオススメしたくても、
コストの問題で、網入りを選ばざるをえなかったと。

ちなみに、もちろん高いのは"網なしガラス"の方です。

というわけで、最後は"網入り"でもよいかなと思えてきました。

パパママとしては、"網なし"よりも"ペアガラス"の方が優先です。

上の写真の網なしガラスの方の家は、
"網なし"の"シングルガラス"
だそうで、断熱性能よりもデザイン性を優先したパターンですね。

でもこれだけ大きな窓で、ペアガラスでなかったら、
冬の結露や寒さはかなりキツイのではないかと心配してしまいます…。

なので、うなぎの寝床ではペアガラスは譲れません。

まぁまずは網なしで本見積りをとって、
やっぱり減額が必要、という場合には、
"網入りガラス"を減額案の1つとしておきましょう。

2014年11月10日月曜日

引き戸を開き戸へ変更

保育園で毎朝ラジオ体操をしているらしく、
最近、おにいさんたちのマネをして、
『ラジオ体操ごっこ』をしているらしい2歳の息子とそのお友達。

うちの息子は、

『これから らじおたいそうを おわります ありがとうございました』

と言うそうで、先生も大笑い、
話を聞いたママも大笑いでした。

家でもリクエストすると、気前よくやってくれました。
肝心の体操部分はまだみせてくれませんが。


先週末の打合せで決まった大きな変更点が、
3階の個室3部屋のドアを、引き戸から片開き戸へ変更した点です。


これまでのプランではドアは全て引き戸でした。

これはパパママのリクエストではなく、
設計事務所さんのオススメでした。

引き戸をおススメする理由は、

  • 開けた時に扉が邪魔にならず、廊下が狭くてもスムーズに通行できる
  • 戸当たりをつける必要がないので、スッキリさせられる

だそうです。

開け放しておくことができるから、風を通せる、とも言っていましたが、
開き戸でも開けておけば風は通るので、
これは別に引き戸だけのメリットではないかと。

ただ、遮音を気にするパパは、
引き戸だと音が漏れやすいのではないか、
とずっと心配していました。
引き戸だと、扉の面積分だけ隙間がありますからね。

うなぎの寝床は、
リビングから階段から3階廊下まではオープンなので、
子供が部屋で勉強している時に、
リビングのテレビの音がうるさい、とかならないか、
という心配が生じます。

扉の隙間については、
シックハウス対策のための換気計画の規則が法律で決められていて、
引き戸であれば隙間から空気が出入りできるのでそのままでよいのですが、
開き戸の場合、扉の下部に1cm以上の隙間をあけないといけません。


なので、開き戸でも多少は音が漏れます。

とはいえ、それでもきっと引き戸の方が音漏れは大きいに違いない、
とパパがずっと気にしているので、
今回の打合せで、
開き戸でもよいですか?
と聞いてみました。

すると、意外とすんなりOKで、
さらに思わぬタナボタまでついてきました。




こちら、
うなぎの寝床の3階の平面図です。


赤でかこった部分の扉が、
図面では引き戸になっていますが、
3ヶ所全て開き戸に変更しました。


そのおかげで、
主寝室と寝室1のクローゼットの奥行きを
減らすことができました。


どういうことかといいますと、
引き戸の場合、戸を開いた時に、
扉をスッキリ隠すために、
クローゼットが奥行き80cmとなっていました。

扉を開き戸とすることで、
扉の収納を考慮しないでよくなったので、
奥行きを80cm確保する必要が
なくなったのです。

赤い線で示したように、
一般的なクローゼットの奥行き60cmと
することができるのです。


そのおかげで、
少しではありますが、
部屋が広くなります。


実は、この奥行き80cmのクローゼットは、

無駄に奥行きが深いなぁ…

と、気になっていたので、
これで万事解決です。


トイレや洗面所の扉は引き戸のままです。
廊下が狭いので、全部開き戸にしてしまうと、
バッティングしてしまいますので。

ママは引き戸に抵抗がないのですが、
唯一気になるのは、床のレールです。

引き戸の下の床のレールにどうしても埃がたまるので、
レールさえなければよいのですが。

最近は、上吊りタイプの、床にレールがない引き戸もあるようなので、
そのタイプにしてもらおうと思います。
今度確認するのを忘れないようにしなければ。

ちなみに、一般的には、開き戸よりも引き戸の方が少しコストが高いそうです。
レールの金具分ですかね。
でも、開き戸のレバーハンドルにこだわったりすると、
結局どっちもどっちかもしれません。

実施設計③


2歳になりたての頃は
まだピースができなかった息子が、
昨日おもむろに、
自分の手で"チョキ"を作って、

『にさい』

と言って、
ピースができるようになっていることに
ビックリしたママでした。



先週末は、1週延期になっていた実施設計3回目の打合せでした。

今回は照明・電気の打合せで、
照明の位置や種類を提案して下さって、
あとコンセントなどの位置の調整をしました。

その他、事前にメールでやりとりをしていた変更点の確認や、
こちらから追加で聞きたいことを確認したりしていたら、
過去最長の4時間超えの打合せとなってしまいました。

遅くまで仲良く遊んで待っていてくれた息子とおばあちゃんに
感謝感謝です。

今回もたくさん進展がありましたので、少しずつ報告していきます。


まず、パパママがすごく気になっていたことから。
工務店選びです。

概算見積りでは4社に相見積りをとりましたが、
やっぱりC社でよさそうだね、と、
パパママも設計事務所さんも意見が一致していました。

もともと、パパママが先にやりとりをしていたこともあって、
時々直接連絡をとったりしているのですが、
まだ正式に依頼するとお伝えしているわけではないので、
いろいろ聞きたいものの、やはり遠慮をしてしまい、

早めに決めてしまう方が、減額案を並行して相談したりとか、
打合せもスムーズに進むのではないか、

もう1つ、工務店によって建築資材の卸値が違うらしいので、
その点でも、工務店を決めてしまえば、見積りの見当をつけやすいのでは、

と思って、
早めに決めてしまってはダメですか?
とお聞きしてみました。

すると、

やはりまだ本見積りを出してないので、
ここで決めてしまって、万が一、
本見積りでものすごい価格をつり上げられてしまったりすると困るので、
まだ決めない方が無難です、

とのお話でした。

たとえ工務店さんがとても真摯で誠実であっても、
"もう仕事くることは決まってるんでしょー"と、
下請け業者さんが価格を上げてくると、
工務店さんの努力だけではどうにもできなくなったりすることも。

実際にこれまでにも、とある工務店さん決め打ちでいったら、
本見積りでビックリするような見積額を出されて、
設計事務所さんもお施主さんも驚愕、
減額するにも何をどこから手をつけたらいいのかわからない、
ということもあったそうで、
『我々も何度も裏切られてますので…』とおっしゃってました。

ですので、最後まで工務店さんが気を抜かないように、
本見積りも数社の相見積りにするそうです。

そして、予算オーバーした分を、どう減額していくか、
それぞれの工務店の強みを考慮しながら減額案を検討して、
ベストな工務店を選定するのがよいでしょう、ということです。
工務店によって得手不得手がありますから、
減額しやすいポイントも工務店によって違うのです。

なるほど確かに、世の中何があるか分からないですし、
しかも、今は工務店に仕事があふれているくらいのご時世ですので、
設計事務所さんのおっしゃる通り、
まだ正式なお返事はしないでおく方がよいですね。

パパママも納得でした。

2014年11月4日火曜日

ペーパーホルダーとタオルリング

保育園からの帰り道、
夕飯のメニューをリクエストする2歳の息子。

といっても、ハンバーグとかグラタンとかではなく、

『きょうはー ラーメン♪』

もしくは、

『きょうはー おそば!』

のどちらかで、要は麺類がいい、という話なので、
本気じゃないだろうと思ったママは、
ご飯とおかずをテーブルに並べました。

すると、息子は首を横にふって後ずさりしながら、

『ラーメン…ラーメン…』

と、この世の終わりかのような悲しそうな顔をして訴えるので、

『今日はラーメンはないから素麺でいい?』

と聞くと、うん、とうなずき、
ママは観念して素麺を湯がきました…

お湯が沸くまでの間、ものすごいラーメンコールで、

麺にありつくまであきらめません!

という気迫に押されて、ママも折れてリクエストに応えてしまいました。

ラーメンラーメン言ってますが、
実はラーメンは殆ど食べたことがなく、
麺類をすべて『ラーメン』と呼んでいるので、
ラーメンリクエストに素麺が出てきてもご満悦の息子でした。


さて、打合せの合間に、
細々した部分で決められるところは決めていこうということで、
今日はトイレットペパーのペーパーホルダーと洗面所のタオルバーです。

有名どころのKAWAJUNとか、他もいろいろ見ましたが、
パパママが一目惚れして気に入ったのは、
サンワカンパニーのものでした。


アルト ペーパーホルダー


こちら、サンワカンパニーの



アルト ペーパーホルダー

¥2080-




アルト タオルリング






アルト タオルリング

¥2280-




どちらもアルミで、
手あかがつきにくいマットなアルマイト仕上げです。

とてもシンプルで、スッキリしていて、
しかもお手頃価格で、最高です。

今のトイレットペーパーは、必ず切り取り線が入ってますので、
上のカバーは機能的には実は必要ないものですし、

タオルリングも、タオルがかかればよいので、
実はリングである必要はありませんし、

無駄をそぎ落として機能を最小限に絞ったシャープさが気に入りました。

これでまた一つ決まりました。
一歩(二つなので二歩?)前進です。

2014年11月1日土曜日

コンセント設置箇所

近くに動物園がある保育園に通う2歳の息子。
なんと、保育園のお散歩で最近しょっちゅう動物園に行っているようです。

広い動物園も、何回も行けるとなると、
少しずつ集中的に見られますし、
動物好きの息子には最高の保育園です。

この間は、動物をさわれる『ふれあい広場』みたいなところに行って、
ヤギさんにブラッシングしたりしたそうで、
先生が『この子はモモちゃんていうのよ』と教えると、
息子は、

『違うの。ヤギさんなの。』

と訂正したそうで、先生も笑っておりました。


さて、本当は今日が実施設計の3回目の打合せの予定だったのですが、
建築家さんの都合で来週へ延期になってしまいました。

次回の打合せは電気や照明についてなので、
打合せがスムーズに進むように、
先に希望のコンセント設置箇所を図面に記入して送りました。

先に送っておけば、次回の打合せまでに図面に入れておいてくれるので、
実施設計の進みが少しでもはやまるはずです。

コンセントの位置は、配線好きのパパにお任せです。

ママの希望は、キッチンカウンターと、
ダイニングテーブルまわりにそれぞれ欲しいな、というくらいです。



ダイニングテーブルのまわりは
ちょうどよい壁がないので、
床に設置することにしました。


こんな感じの、
フロアコンセントがあると便利そうです。





パパに頼んで図面にコンセント設置箇所を記入してもらったら、
何やらえらいたくさんかいてありますが…

『あとから増やせないし、コンセントは多くて困ることはない』
とパパは力説しているので、
確かにその通りですし、
そのまま設計事務所さんへ送りました。

あと、コンセントは高さも大事なので、
次回打合せでちゃんと確認しておこうと思います。

インターホン&ポストは門柱で

最近いろいろ自分でやりたがるようになってきた2歳の息子。
ついに、じぶんでできる、と言うようになってきました。

"で"が省略されて、
『じぶん できる』
というのが息子流。

靴下をぬいだり、靴をはいたり、
『じぶんできる』
と言いながら、頑張ってトライしています。

靴下は自分でぬげるのですが、
さすがに靴はまだ一人でははけず、
自分でできない時は、意外と諦めがよく、
『ママー』と助けを求めてきます。

自分でやろうとがんばってくれて、嬉しいママです。


さて、決めなければならない問題が山積みですが、
今日はインターホン&ポスト問題です。

当初は、ガレージ脇の外部収納の一部につけよう、という計画だったのですが、
面をフラットにそろえるためには、
収納の扉の一部をくりぬいて、中にインターホンとポストがあって…
と、やや話が複雑になっていました。

ややこしい造作だとさらに高くなりそうですし、
物置並みの収納の一部がインターホンとポストで中途半端に使えなくなるのも
もったいないですし、

何かよい方法はないかと考えて…

『門柱』として独立させるのがベストではないか、
という結論になりました。
インターホンやポストを兼ねた門柱を『機能門柱』というそうです。

打合せで提案すると、すんなり受け入れてくれました。


過去の建築でも、
独立型の門柱は何度か造っているようで、

たとえばこちら、
造作で約25万円。

高いですね…



そこで見つけたのが、
リーズナブルな建材屋さんの
サンワカンパニー

オスポール
お値段89,800円。


とてもシンプルでスッキリしていて、
パパママ好み。

ステンレスのヘアライン仕上げです。

インターホンはアイホンも対応してますし、
ポストは大型郵便も入る大きさで、ダイヤルロック式。

照明はつきませんが、機能的には十分です。

インターホンを玄関のまわりにつけてしまうと、
見知らぬ人も敷地内へ入ってくることになりますが、

機能門柱を道路に面して建てれば、
一応、訪問客はこちらが出るまで敷地内へ入ってこないはずです。

というわけで、複雑な造作をして玄関まわりにインターホンをつけるのではなく、
道路に面して機能門柱をたてることにしました。

門柱は、サンワカンパニーのオスポールで十分カッコいいので、
造作ではなく既製品のオスポールに決定。

また1つ決まりました。