2015年11月21日土曜日

外部収納のハンドル

保育園の前に猫だまり(?)があって、
帰りにネコが何匹いるかを数えるのが日課の息子。

そのせいか、なんでも、単位によく『匹』を使います。。

夕飯が餃子の時、
『ぎょうざ3びきたべるー』
と言ったり、

人間の形した人形を持って、
『2ひきもってるのー』
と言ったり、

面白くてつい笑ってしまうのですが、
笑いながら正しく訂正してはいるものの、
どうも、単位が分からないととりあえず『匹』をつけるようです。。


うなぎの寝床の玄関先には、
そんな息子の遊び道具が収容されるであろう“外部収納”があります。


2、3階部分を支えるために必要な柱を利用して、外部収納にしてもらいました。

その扉を開け閉めする取手をどうするか、設計事務所さんから連絡がきて、
おすすめは、
こんな感じのプッシュつまみ 
と、
扉の下部に鍵をつける、

というパターンで、
確かにつまみは目立ちませんが、

いちいちしゃがんで鍵をかけるのも大変ですし、
つまみ+鍵 だと、要は、鍵をかけないと扉がパタパタしてしまうので、
またすぐ使いたいのに毎回鍵をかけないといけない、
というのもわずらわしく、

鍵をかけなくても扉がちゃんと締め込まれるタイプにしたくて、
どういうハンドルにしたらよいか、一生懸命探しました。

調べた結果、いわゆる点検口のハンドルによく使われる、
『平面ハンドル』というタイプのものが、
パパママの希望を叶えてくれることが分かりました。

平面ハンドル、といっても、いろんな形や、いろんな機能のものがあります。
今回の外部収納の扉につけることができて、
デザインが設計事務所さん的に許せるものを探した結果、
『タキゲン』のこちらの黒い、長方形の平面ハンドルが選ばれました。

これは、鍵をあけて、
さらに鍵穴をプッシュすることでハンドルがポップアップしてきます。
ですので、鍵をかけない状態でも、
ちゃんと扉は締め込まれて、ハンドルもおさまっていてくれます。

つまみ+扉下部の鍵 より、はるかに使いやすいはずです。

もちろんかっこいい家にしたいのですが、
住みづらくては意味がありませんので、
意匠性と実用性のバランスをとりながら、
少しずつ竣工に向かいつつあるうなぎの寝床です。

外周が土間コン→砕石に変更

街中でクリスマスツリーをよく見かけるようになった今日この頃、
3歳の息子もすぐにツリーに寄って行きます。

去年のクリスマス会で、サンタさんからプレゼントをもらう時に、
ひげもじゃのサンタさんがこわくて大泣きしていたので、
サンタさんに来てほしい? と聞くと、

『やだー』

と言うので、プレゼントいらないの? と聞くと、

『いるー』

と、予想通りの答え。
なにが欲しいの? と聞くと、

『おやつ』

と、なんともかわいらしいリクエスト。
どんなおやつが欲しいの? と聞くと、

『クッキー』

と、あまりに素朴な答えに感動したママでした。

普段から家ではあんまりおやつを食べさせていないので、
スペシャル感があるようで、ママの作戦成功ですかね。

保育園とかテレビでいろんな情報にさらされているので、
3歳ともなると、それなりのおもちゃとかをリクエストされる、と
他のママから聞いていたので、一応身構えていたのですが、
食欲旺盛なうちの息子にとっては、
おもちゃよりもおやつの方が何よりスペシャルみたいです。


早いもので工事も折返し地点くらいまできたうなぎの寝床、
土地いっぱいに家が建っていて、庭というほどのものもないので、
雑草対策で、家の周りは土間コンにしてもらう予定でした。

ところが、先日、現場監督さんより、
土間コンから砕石への変更を提案されました。

理由としては、
・隣地境界幅が狭いので、土間コンを支える砂利の転圧が十分にできず、
 土間コンにクラックが入りやすくなる。
・敷地地盤面と1階床面の高さが近いので、豪雨の際に浸水のリスクがあり、
 外部の水はけをなるべくよくしておく方がよい。

という、すごく理にかなった提案で、しかも、
・防草シートを砕石の下に敷設することで雑草は殆ど生えない。
・土間コンよりも少しコストが下がる。

と、雑草問題も生じず、決して増額にはならない、ということなので、
ここはプロのご提案が間違いないだろうと思って、
土間コンではなく、防草シート+砕石 に変更することにしました。



ちなみに、砕石といっても大きさはいろいろで、
こちらは『6号砕石』。

数字が小さい方が大きい石で、
価格はより高いそうです。

こちらは『3号砕石』。

大きい方が、意匠的にはベターで、
設計事務所さん的にはこちらを使って欲しいとのことで、

コストとの兼合いも考えて、
道路(北側)から見える東西は3号砕石、
道路からは見えない南側は6号砕石、

ということでまとまりました。

うなぎの寝床の現場監督さんは、とても聡明で仕事ができる方で、
説明も分かりやすく、的確で理にかなった提案をして下さるので、
パパママはとても信頼してお任せしていられて、ありがたい限りです。

2015年11月14日土曜日

現場見学②(2階、3階)

ちょっと前までボタンは自分ではかけられなかった3歳の息子。

子供の服でボタンというのもあんまりないので、
できるようになったかどうか知る機会もなかったのですが、

最近寒くなってきて、
前がボタンの上着を着るようになったら、

『じぶんでやるのー』
と言って、おもむろにボタンをかけはじめ、

すごく真剣な顔をして、無言で、
ちょっとずつちょっとずつボタンを動かして通して、

一人でボタンをかけることができたのです!

脱ぐ時も自分でボタンをはずすことができて、
手先の成長ぶりに感動したママでした。


さて現場見学の報告の続きです。
まだ1階〜2階への木製階段はできていないので、
はしごで2階まで上がりました。

前回は1階で待機だった息子も、
今回はパパにおんぶしてもらって2階へ上がりました。

2階へあがると、


じゃじゃーん!

すでにサッシが取り付けられていました!

感動です。

こちらは、リビング南側の開口です。

実は網入りガラスですが、
遠目に見ると全然気になりません。



こちらは2階北側のキッチン脇の、
バルコニーへの勝手口です。

なかなか開放的で気持ちいいです。

北側は道路なのですが、
バルコニーにルーバーがつくので、
ルーバーが目隠しになって外からは見えないので、
すりガラスにはしませんでした。

この写真の、右側にキッチンがきます。



そして3階に上がると、

3階ももうサッシが取り付けられています。

こちらは真ん中の個室。
3部屋の中で、一番眺めがいまいちと思われていたのですが、
隣家がうちより低いこともあって、
意外と遠くまで眺められて、思いの外気持ちのよい空間になっていました。



既製サッシを2つ並べた連窓なのですが、
実はその間が少しだけあいていて、
その隙間を、クロスにするか、塗装にするか、と色々検討したのですが、
経年劣化とか見た目とか色々考えて、
結局、サッシと同じようなアルミの枠をはめ込んでもらいました。
これがコスト的には一番高いのですが、
高いといってもほんの隙間を埋めるだけのものなのでしれてますし、
出来上がりをみると、本当につながってるみたいですし、
これはアルミ枠にして正解でした。


こちら3階北側の窓から
バルコニーをみたところ。

バルコニーももうFRP防水されていました。
先日も書きましたが、狭いです。。

建築面積に含まれない範囲内では
これが最大なので仕方ないのですが、
狭いです。




減額のためにウッドデッキにはしないことにしてますが、
これだけの幅なら、なおさらウッドデッキにしなくてよかったです。



こちらは3階への階段をのぼりきったところの、
西側の壁の窓です。
ハイサイド窓とこれと、
2パターンを設計事務所さんが考えて下さって、

ハイサイドだと開け閉めしづらいので、
こちらにしました。

遠目にみるとなんてことない窓なのですが、

実は、ものすごく粋なはからいが施されていて、


近づいてみると、、
分かりますでしょうか?

サッシまわりを、薄い板で囲って、
サッシが見える部分を極力減らして、
サッシの存在感をおさえてくれているのです!

これには感動しました。



設計事務所さんの指示だそうで、
工務店さんも、ここまで細部にこだわることに感心していらして、
自社設計の物件でも取り入れようかな、とお話されてました。

実際に施工するのは工務店さんなので、
手間が増えてしまうのは申し訳ないのですが、
こういった小さな一手間の積み重ねで、
家のデザインが洗練されていくんでしょうか。

これからの工程は今まで以上にデザインに影響する部分が増えてくるので、
設計事務所さんのどんなこだわりが見られるのか、
とても楽しみなパパママです。
そして、細かい指示通りに丁寧につくりあげていって下さる職人さんたちに
感謝感謝です。

今回はじめて3階まであがった3歳の息子。
2階から3階へは鉄骨階段を自分でのぼっていったのですが、
蹴上げがぬけていて下が見えるので怖がるかな、と思いきや、
ママの心配をよそに、えらい階段を気に入って、
『またおりるの!』
『またのぼるの!』
と言って、何度も何度も階段を一緒に昇り降りさせられたママでした。。

パパママもお気に入りの鉄骨階段、息子にも気に入ってもらえて何よりです。

現場見学②(1階)

最近なにかと自分なりのこだわりを主張する3歳の息子。

晴れの日の朝、靴はいといてねー、と言って先に玄関へ行かせると、
自分でなぜか長靴を出してきてはいていたり、

雨の日に、なぜか『きょうはさんだるにするのー』と言って、
サンダルをはいて、傘をさしてでかけたり、

歩きと電車だけのおでかけで、自転車には乗らないと分かっているのに、
『へるめっとかぶるのー』
と言ってきかず、ヘルメットをかぶって電車に乗ったり、

3歳児の発想の自由さがとても楽しい今日この頃です。
ちぐはぐなのに、3歳児がやってるとかわいくて許されるのは、
子供の特権ですね。


そのお気に入りのヘルメットをかぶって、
先週末、2回目の現場見学に行ってきました!

今回も日曜日でしたので、工事はお休みでした。
約1ヶ月ぶりの現場見学でしたが、
その間は断熱工事などやや地味な工事が多かったようで、
劇的な変化!というほどではありませんが、
それでも普段見に行けないパパママにとっては感動の進捗でした。

まず1階から。




ついに!
ユニットバスが入っていました!

茶色く見えているところは養生されているだけで、
実際の色は茶色ではありません。

浴槽はワクワクする大きさです。

TOTOのサザナシリーズですが、
この浴槽に惹かれて決めたようなものです。


シャワーはTOTOの既製のエアインシャワーです。

シャワーヘッドもシンプルでスッとしていて、
割と気に入っているので、
これはこのまま採用しました。


右手前に養生されているのが、タオルバー。
以前に紹介した、
フォンテトレーディングのタオルバーです。
養生の合間からチラ見したところ、
めちゃめちゃカッコいいです!


やっぱりこだわってよかったです。



防水の問題で、ユニットバスにあとから何かを取り付けるのはやめた方がよいそうで、
でもTOTOの既製のタオルバーはどうにもしっくりこなくて、
工務店さんに相談したら、ユニットバスを設置する前につけるのであれば、
防水面でも問題ないですよ、ということだったので、
事前にタオルバーを購入して取り付けをお願いしていたのです。

これはやって正解でした。


こちらは1階ガレージの壁。

壁に敷き詰められている白いのが断熱材、

手前に貼られている透明のシートが、
調湿気密シート。

どちらも一見地味ですが、
実際の住みやすさに直結する、
縁の下の力持ちたちです。

ところどころに貼ってある、黒いテープ。
なんだろうと思って聞くと、
シートの張り合わせ部分や、ダクトのまわりなど、
気密性が落ちそうなところに貼って、気密性をより高めているのだそうです。

こういった細かい努力の積み重ねが、住み心地をよくしてくれるんだと思います。

工程としては、内側と並行して外壁も下地から作業がはじまっているそうです。


1階に、もうガルバニウムが搬入されていました。
裏側なので雰囲気分かりづらいですが、
端っこの折返しのところの、
黒っぽい色が実際の色です。

ガルバニウムの左側に見えている材木は、
下地に使う、腐らない材木だそうです。

では2階、3階はまたのちほど。

2015年11月2日月曜日

断熱工事など

先週、ママの学会に付き添ってくれた3歳の息子。

何度もいろんな学会会場の託児所に預けられたことがある息子は、
いつも最初は泣くものの、すぐに馴染んで遊び出す、
という感じなので、今回もきっと朝は涙の別れだろう、
と思いきや、

口をへの字にしてやや不服そうな顔をしつつも、全く泣かず、
どうやら一生懸命我慢していた様子で、
成長っぷりに感動したママでした。

新幹線での移動なので帰りは夜になってしまい、
新幹線の中で晩ご飯を食べ、終始ご機嫌で一睡もせず、

案の定、最寄り駅に着くと、
『つかれちゃったのー ねむくなっちゃったのー』
と座り込んでしまい、

それでも、なんとか励まして歩きだしたものの、
家まであとちょっと、というところで座り込み、
『だっこー だっこー』
とせがまれ、
もはやタクシーが通る場所でもなく、なんとか工夫して、
16kgを抱っこしながらトランクを引っ張るという偉業を成し遂げたママでした。。

ところが、家に着くと、眠いはずの息子は、
最近ハマっているジブリの『ポニョ』を見始め、

ママが歯ブラシを渡すと、
『ごはんはー?』
と聞いてくる始末で、、

3歳児の食欲にたまげたママでした。
さすがに遅かったのでリクエストにはこたえませんでしたが。。


ママがなんやかんや忙しい間も、
職人さんたちが着々と工事を進めてくれているうなぎの寝床。

最近の工事写真が先日送られてきましたが、
先月はわりと地味(だけど重要)な工程が多く、




屋根のFRP防水



とか、








ユニットバスの断熱


や、






基礎の断熱塗料に防蟻処理 など、

10月上旬の工事写真はマニアックなものばかりでした。

でも、住み心地に直結する大事な工程なので、
こういう部分をきっちり施工して下さると、
施主としてはとても安心です。

同じ断熱材でも、充填の仕方で機能は全然違ってくるそうなので、
写真に残せるくらい丁寧に施工してもらえているというのは何よりです。

先日頂いた工程表からすると、
もうサッシなどが搬入されているはずなので、
そろそろ見た目にも分かりやすい変化がでてくるはずです。

今月また現場を見学させてもらえることになっているので、
楽しみ楽しみなパパママです。