2014年8月23日土曜日

背面のビルトインオーブンによるデッドスペース

まもなく2歳の息子、ママの後ろに回ったと思ったら、
おもむろに肩をトントン叩いてくれるではないですか!

肩たたきを教えたわけでもないのに、
本能的にやってくれたんでしょうか?
肩こりがひどいママは感激してしまいました。

まだ、かわいく2、3回トントンと叩くだけですが、
もっと力強くしっかり肩たたきできるようにならないかな、
と、早くも期待を寄せるママでした。


そんな息子に美味しいオーブン料理を作ってあげるために、
ビルトインオーブンを入れる気満々だったパパママは、
GAGGENAUミーレAEGやらツナシマ商事やら、
あらゆるメーカーを見て回って、
"ガスオーブンも捨て難いけど、やっぱりGAGGENAUかなー"
とか夢膨らませていました。

ビルトインでオーブンを入れるのであれば、
背面に入れるつもりでした。

コンロの下だと、いちいちかがまないといけなくて使いづらいですが、
背面で目の高さなら使いやすいですし、
背面ならリビングから見えてカッコいいですし。

ところが、Kさんと基本設計のプランの相談をしていた時に、
思いがけない事実が発覚しました。

こちらキッチンの背面側の図面です。
背面にビルトインオーブンを入れるパターンの図面になります。

ビルトインオーブンを入れる場合、
奥行きが65cm必要なのですが、
引き出しはそんなに深くありません。

この図面だと、50cmになってますね。
つまり、オーブン以外の引き出し部分については、
後ろ15cm分がデッドスペースになっているんです。

全くの盲点でした…

ビルトインオーブンを入れないのであれば、
普通の引き出し収納なら45cmもあれば十分なので、
キッチンを20cmも縮小できて、
その分、リビングダイニング部分が広くなります。

ビルトインオーブンへの憧れはありましたが、
オーブンのためだけに20cm削られるというのは大問題です。

コンロの下であればデッドスペース問題は発生しないのですが、
使いづらい上に、
せっかくカッコいいオーブンを入れても
リビングから見えないし…

オーブンの性能も大事ですが、
インテリア的価値もあるとパパママは考えているので、
見えないとなると、とたんにモチベーションが下がってしまいました。

今使ってる普通のオーブンレンジだってそれなりに料理できますし、
家電の進化はめまぐるしいので、すぐに今より性能が良いのが出てくるでしょうが、
ビルトインでなければ、いつでも買い替えられますし、
結局、ビルトインオーブンは入れないことにしました!

ビルトインオーブンて結構高いので、入れてから後悔せずに済んでよかったです。

門扉に続いてビルトインオーブンもリストラです。

1つ1つ具体的にじっくり検討することで、
必要なものと、実は必要でないものと、浮き彫りになってきますね。

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