まもなく2歳の息子、ママの後ろに回ったと思ったら、
おもむろに肩をトントン叩いてくれるではないですか!
肩たたきを教えたわけでもないのに、
本能的にやってくれたんでしょうか?
肩こりがひどいママは感激してしまいました。
まだ、かわいく2、3回トントンと叩くだけですが、
もっと力強くしっかり肩たたきできるようにならないかな、
と、早くも期待を寄せるママでした。
そんな息子に美味しいオーブン料理を作ってあげるために、
ビルトインオーブンを入れる気満々だったパパママは、
GAGGENAUにミーレ、AEGやらツナシマ商事やら、
あらゆるメーカーを見て回って、
"ガスオーブンも捨て難いけど、やっぱりGAGGENAUかなー"
とか夢膨らませていました。
ビルトインでオーブンを入れるのであれば、
背面に入れるつもりでした。
コンロの下だと、いちいちかがまないといけなくて使いづらいですが、
背面で目の高さなら使いやすいですし、
背面ならリビングから見えてカッコいいですし。
ところが、Kさんと基本設計のプランの相談をしていた時に、
思いがけない事実が発覚しました。
こちらキッチンの背面側の図面です。
背面にビルトインオーブンを入れるパターンの図面になります。
ビルトインオーブンを入れる場合、
奥行きが65cm必要なのですが、
引き出しはそんなに深くありません。
この図面だと、50cmになってますね。
つまり、オーブン以外の引き出し部分については、
後ろ15cm分がデッドスペースになっているんです。
全くの盲点でした…
ビルトインオーブンを入れないのであれば、
普通の引き出し収納なら45cmもあれば十分なので、
キッチンを20cmも縮小できて、
その分、リビングダイニング部分が広くなります。
ビルトインオーブンへの憧れはありましたが、
オーブンのためだけに20cm削られるというのは大問題です。
コンロの下であればデッドスペース問題は発生しないのですが、
使いづらい上に、
せっかくカッコいいオーブンを入れても
リビングから見えないし…
オーブンの性能も大事ですが、
インテリア的価値もあるとパパママは考えているので、
見えないとなると、とたんにモチベーションが下がってしまいました。
今使ってる普通のオーブンレンジだってそれなりに料理できますし、
家電の進化はめまぐるしいので、すぐに今より性能が良いのが出てくるでしょうが、
ビルトインでなければ、いつでも買い替えられますし、
結局、ビルトインオーブンは入れないことにしました!
ビルトインオーブンて結構高いので、入れてから後悔せずに済んでよかったです。
門扉に続いてビルトインオーブンもリストラです。
1つ1つ具体的にじっくり検討することで、
必要なものと、実は必要でないものと、浮き彫りになってきますね。
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