2014年7月25日金曜日

"バルコニー" 改め "サンルーム"

保育園のお友達が怒られてしょんぼりしているのを見て、
そういえばうちの息子は、叱ってもしょんぼりしないなぁと思い、

もしかしたら、保育園ではしょんぼりしたりしてるのかしら?
と、保育園の先生に聞いてみると、

『怒られると、一瞬おとなしくなりますが、
すぐにニヤっと笑って、さらに"ギュッ"とかしてくるので、
負けそうになります…』

だそうで、1歳にして既に、
笑顔でごまかすという知恵が身に付いているのかしら!?
と危惧するママでした…。


さて、間取りの修正についてですが、
先日ご紹介した3階の北側のバルコニーは、
バルコニーではなく、『サンルーム』になりました。

風は通るけれど、屋根のある室内空間です。

屋外だけれど、軒を広くとって洗濯物が雨に濡れないようにできれば、
と思っていたのですが、
そうすると、道路側から窓を通して見える天井部分が、
軒と空とに分かれてしまい、美しくないと。

外からの見え方として、『面』としての"天井"か、もしくは"空"か、
いずれにしても、切れ目のない『面』である方がよい、
とのウルトラKならではのアドバイスで、
確かにその通りだなぁとパパもママも納得して、

それならば、軒なしのバルコニーでは困るので、
室内空間としての『サンルーム』にすることにしました。

パパもママも帰りが夜なので、
ちょっとの雨でも洗濯物が濡れてしまう軒なしの青天井では、
気軽に洗濯物が干せませんので。

それにしてもさすがウルトラK、
建物の美的センスについては、絶大な信頼をおけます。

あとは、パパママの生活スタイルに合わせて、
使い勝手が良いように微調整していけば、
夢の "カッコよくて住みやすい家" が実現するハズ、です。

2014年7月24日木曜日

『VE』ってなに?

コップでお茶を飲んでいると、時々『ママー』と言いながら、
ママにもお茶を差し出してくれる息子。

"ママもどーぞ"と言わんばかりで、とてもかわいいのですが、
おもしろいことに、
ジュースの時は決してママに差し出してくれません(笑)。

ジュースは一心不乱に一気飲みするので、
『ママにもちょうだい』と言うと、
『いや』と言って首を横にふります。

いつから好きなモノも"お裾分け"してくれるようになるのかな、
と楽しみなママです。


概算見積もりを依頼している工務店3社のうち、
Y工務店は"VEが得意"だそうですが、

ところで、『VE』ってなんでしょう?

ママは家づくりを始めて、初めて『VE』を知りました。

『VE』というのは、"Value Engineering"のことで、
"製造コストあたりの機能・性能・満足度を最大にする手法"のことです。

製品やサービスの『価値』を、
『コスト』と『機能』の関係で把握して、『価値』の向上を目指す手法です。

 価値=機能/コスト

と考えます。

分かりやすくいうと、同じ性能をキープしつつ、
代替資材を使うなどしてコストはなるべく下げる、ということです。

今やあらゆる業種で活用されている手法のようですが、
建築の場合は、分かりやすくいうと、

"同じ質感に仕上がる範囲内で、なるべく安い建材を使う"

といった工夫のことですね。


調べていると、
日本バリュー・エンジニアリング協会』なるものが存在して、
資格制度まであったり、

公共工事に関しての『建築工事におけるVEガイドライン』なるものもあったりするようです。


ま、一言で言うならば、VEとは、

『クオリティを落とさないコストカット』

のことですね。

なんだか当たり前の努力の気もしますが、
世の中的にこんなに一般的に使われているとは知りませんでした。

家づくりを通して、いろいろ勉強になりますね。

2014年7月23日水曜日

基本設計打合せ3回目

街中で突然『カニ!』と叫んだ1歳の息子。
指差す先に、確かにカニの絵が。

『カニ』なんて教えたことないので、
知っていることにビックリしつつ、
きっと『さるカニ合戦』の絵本で覚えたんだろう、
と勝手に思いながら、保育園の先生にこの話をしたら、
『お散歩の途中にカニとエビのレストランがあって、
お店の方が本物を見せてくれたんです〜』
だそうで、またまたビックリのママです。

なんと、本物のカニやロブスターを見せてもらったそうです。
都会の保育園ならでは??のエピソードでした。


週末は基本設計の3回目の打合せでした。

2回目の打合せで相談した修正点を盛り込んだ図面をもとに、
もう一度問題がないかを確認して、
あとは工務店についてのお話でした。

前回の打合せで、概ねプランが修正できたので、
それをもとに、概算見積りを発注してもらっていました。

Kさん事務所の建築実績が複数ある工務店は、
今はかなり忙しいそうで、概算見積りはお願いできずだそうです。

なので、新規で探さないといけないのですが、
新規でいきなり指名で依頼、というのも難しいので、
相見積りとすることになりました。

3社選んできて下さり、概算見積り依頼中、という状況でした。

工務店て世の中にたーくさんあるのですが、
その3社を選んできた選定のポイントは、

 ・小規模土地物件への対応
 ・木造三階建てへの対応
 ・建築家設計物件の実績
 ・造作工事に対する細かな対応、アレンジへの対応

だそうです。

■A工務店
ウルトラK事務所の物件を一軒建築中。
真面目でフットワークが軽く、対応力あり。
コストパフォーマンスもよさそうとのこと。

■M工務店
RC造、鉄骨造が得意なので、木造だと割高になるかもしれないとのこと。

■Y工務店
木造物件がメインで、VEも得意とのこと。

毛色の異なる3社の相見積もりで、
相場感が掴めるとよいのですが、
いかんせんどちらも忙しいそうで、
概算見積もりにも時間がかってしまうかもしれません…

次回の打合せまでに概算見積もりが間に合うとよいのですが。

2014年7月19日土曜日

私道使用許可書

階段が大好きな1歳の息子。
保育園の帰り道の地下鉄の階段で、
片手は手すり、片手はママと手をつないで、
えっちらおっちら昇り降りしていたのですが、

今週から、ママと手をつながず、
一人で手すりだけで昇り降りするようになってしまいました。

見てる方は落ちないかと心配なので、
手をつなごうとするのですが、
『一人で降りれるもん』と言わんばかりに、
手をつなぎたがりません。

しかも、上手に一人で昇り降りできて、ビックリしました。

また1つ成長した息子でした。


うなぎの寝床プロジェクトも、また1つ前へ進みました。

うなぎの寝床は私道に面しているので、
工事にあたっては『私道使用許可書』が必要です。
しかも、私道の持分が何人もに分かれているので、
その全員から『私道使用許可書』をもらわないといけません。

不動産屋さんが代わりにもらってきてくれたので、
あまりわずらわされることもなく揃えることができました。

調べると、中にはなかなか許可したがらない人もいるそうで、
稀に裁判に持ち込まないといけないこともあるようなので、
よかったよかった、と一安心です。

たとえ区分が『私道』でも、
公道と同様に不特定多数の人が通行しているような道は、
通行を妨害したりしてはいけないらしく、
うなぎの寝床担当の不動産屋さん曰く、裁判でも負けないそうです。

そうはいっても、労力や時間がかかりますので、
そんな事態にならずに済んでよかったです。


さてさて今日は3回目の基本設計打合せです。

前回相談したプランの修正を図面にあげてきてくれるのと、
あとは概算見積りの進捗状況などの話になります。

少しずつですが、前進中です。

プラン修正 〜3階

土曜日に利用しているシッターさんに、
白いクレヨンで、白い紙に、
"ぞうさん"を描くようにお願いしたらしい息子。

"見えないよ"と言いながら、シッターさんがぞうさんを描くと、
紙を横から見たり、めくったりして、
ぞうさんを探していたそうです。

そんなかわいい話を聞いて、
にんまりしてしまうママでした。


基本設計の2回目の打合せで相談したプランの修正のまとめ、
最後の3階部分です。

■吹抜け
吹き抜けのおかげで、南側はすばらしい開放感があるのですが、
吹抜けの脇のスペースが使いづらいなぁ…
と思い、下図の真ん中のように吹抜けを変更できないか相談したのですが、

















これでは吹抜けの真下に立たないと、"抜け感"が感じられないので、
どうせ吹抜けを作るならば、縦方向の吹抜けの確保が大事だそうです。

言われてみれば確かにその通りなので、
吹抜けは初回プラン(上図左)の通りにすることに。

というわけで、吹抜けの脇は中途半端な空間なのですが、
おそらく本棚と、
ママの宝物のマッサージチェアが置かれる(追いやられる)ことになりそうです。

■バルコニー
初回提示プランでは、北側に贅沢にルーフテラスを設けてくれていたのですが、
パパもママもテラスでお茶を飲みながらくつろぐ、
というよりは、
室内でテレビをつけながらゴロゴロくつろぐ派なので、
室内空間優先、ということで、
上図右のように、バルコニーは最低限に減らしました。

ここにひさし的なものをつけてもらって、
雨の心配なく洗濯物が干せるようにします。

■個室(将来の子供部屋)
初回プランでは、まずは全くなしの一室空間になっていて、
のちのち子供部屋が必要になってから壁を作る、
となっていたのですが、

一部屋は最初から個室にしておく方が何かと便利と思って、
一部屋だけ作っておいて、
将来必要になったら、点線部分に壁を作って、
もう一部屋作ることにしました。


ということで、いろいろ相談の結果、
3階は上図右のプランでまとまりました。

2014年7月18日金曜日

プラン修正 〜2階

今週に入って、ついに蚊に刺されだした1歳の息子。
ふくらはぎに何ヶ所も、見事に赤く腫れています。

本人はかゆくなさそうですが、
水ぶくれっぽくなっている部分もあったので、とびひを心配して、
念のため薬をもらいに、保育園帰りに小児科へ行ったのですが、
帰り道歩きながら、寄り道寄り道している間に、
また蚊に刺されてしまいました。

ママも一緒に刺されてかゆいかゆい…。

帰りはちょうど夕暮れ時で蚊が多い時間帯だし、
歩かせてあげたいのはやまやまだし、
ということで、
虫除けスプレーと長ズボンで蚊に対抗中です。


2回目の基本設計打合せで相談したプランの修正の続き、
2階についてです。

■お風呂
初回プランではお風呂が狭めだったので、
洗面所を少し狭くして、お風呂は広めにとってもらいました。

■洗面所の収納
洗面所の収納が心配だったのですが、
洗面所も造作で一緒に設計してくれるそうで、
収納も確保できそうです。

■キッチン
初回プランでは、シンクとコンロが前後に分かれていたのですが、
並べてもらいました。

作業スペースを広めに確保したいので、
キッチンのカウンターも60cmから90cmに広げてもらいました。

でも、コンロが背面でなく並んだことで、
背面は収納だけになって、背面の奥行きが縮まったため、
キッチン全体の広さはさほど変わらず、
合理的にスペースを使えるようになりました。

広くなったキッチンカウンターの下のリビング側は、
もちろん収納にして、グラスや小皿などを収納できるようにする予定です。

■エアコン
パパが特に気にしていたエアコンの位置を確認してきました。

《断面図》


リビングのエアコンは、吹抜け部分の3階の床の中に、
エアコンスペースがとられます。

←こんな感じです。

キッチンとダイニングのエアコンは、
キッチンの背面収納の上部に、エアコンスペースを設けてくれるようです。





どちらも、埋め込み式のエアコンではなく、
市販のエアコンを設置できるようにしてもらいます。
ここはパパのこだわりで、のちのちのメンテナンスを考えて、
特殊な電化製品は避けた方がよいと。

Kさん設計でよくあるのは、
こんな感じで、格子で隠して、
一見エアコンがあるように見えないようにしているのですが、
エアコンの吹き出し口と格子との兼合いで、
エアコンがきかないこともよくあるそうで…

オススメされたのは、格子ではなく、完全に面で隠してしまい、
使う時はあけて、エアコンが見える状態で使う、
というパターンでした。
この方が、デザインと実用性のバランスがよいので、
そうしてもらうことにしました。

エアコンは1年の半分以上は使わないので、
その間は見えないようにしておけば、
見栄えも良いし、ホコリもかぶらないし、一石二鳥です。

使う時期だけ割り切ってあけても、
エアコン本体自体は隠れていて、
吹き出し口がある正面が見えるだけですし、
エアコン効率も悪くならないですし。


洗面所の収納だったり、キッチンだったり、収納エアコンだったり、
なんでもサラッと一緒に設計してくれるあたりが、
ウルトラKにしてよかったと実感します。
家全体をトータルコーディネートしてくれている感じです。

その分、造作家具として工事費はかかりますが、
いずれにしても洗面もキッチンも買わないといけないものなので、
特別な出費というわけではないですから、
それなら統一感がある方がよいですしね。


では、3階はまた次回。

プラン修正 〜1階

最近、『ジャンプ!』がマイブームの息子。

ちょっとした段差を見つけては、
『ジャンプ!』と言いながらのぼり、
『ジャンプ!』と言いながら降ります。

実際には片足ずつのぼり降りしているのですが、
本人はとても満足気であります。


第二回基本設計打合せでプランの修正をお願いしたところをまとめておきます。
まずは1階から。

■階段下収納
1階から2階への階段は、オシャレ階段でなくてもよいので、
普通の木製階段にして、下を収納にすることもできるということで、
1階には階段下収納を設けることにしました。

階段の幅分の奥行きになるので、
シューズクローゼットというよりは納戸的に使う予定です。

一部、クローゼット的なスペースにして、
コートとかを玄関で脱いですぐにかけられるようにすると便利かなーと思っています。

■ウォークインクローゼット(WIC)

1階の寝室にWICがあるのですが、
WICの服をかける以外のスペースは
どうしてもデッドスペースなので、

こんな感じで割って、

廊下側からはシューズクローゼット、
寝室からはミニWIC、として、
なるべくデッドスペースがないようにしてみました。

■郵便ポスト
構造壁を確保する関係で、ポストで壁を貫通させることができず、
ポストの中身を家の中からはとれないことになりました。

(当たり前ですが)外から投函、外から郵便物をとる、ということです。

まぁだいたい毎日外出していて、帰宅時に郵便物をとる、
という生活なので、別に困らなそうです。

逆に、家の中から中身をとれるポストだと、
冬はポストから冷気が入ったりするそうなので、
その心配もなくてよいかな、と。


1階はこんなところですかね。

2階はまた次回。

2014年7月15日火曜日

光触媒ガラスの『光酸化分解反応』

保育園へ地下鉄で通園している1歳の息子は、
最近、階段が大好きです。

せっかくエレベーターやエスカレーターがあるのに、
一目散に階段へ向かいます。

『ワンツー、ワンツー♪』と言いながら、
テンポよく昇り降りしています。

時々、立ち止まったりすると、
疲れたのかな、と思って、"抱っこする?"と聞くのですが、
首を横に振って、また黙々と昇りだします。

というわけで、帰りはなかなか家に辿り着きません…


さて、『光触媒ガラス』の二大機能のうち、『光酸化分解反応』のお話です。

この機能のおかげで、"汚れが分解される"のですが、
なぜ、光があたるだけで、汚れが分解されるのかというと、
ざっくりいうと、

『光があたることで、"活性酸素"が発生して、
活性酸素が有機物を酸化して、分解する』

というしくみです。

光があたると、
光のエネルギーを吸収して励起電子が発生して、
電子が抜けたところは穴(正孔)が残ります。

酸素は励起電子ととても反応しやすくて、
励起電子と反応して電子をもらい(還元されて)、
活性酸素となります。

励起電子と正孔がすぐに再結合してしまうと何も起こらないのですが、
二酸化チタンの場合は、再結合するまでの時間が長いので、
光触媒として使えるそうです。

二酸化チタンから発生する活性酸素には、
 O-(原子状酸素)、O2-、O3-
があります。

酸化力が一番強いのは原子状酸素で、
有機物を完全に酸化することができます。

汚れの成分はほとんどが有機物です。
有機物は完全に酸化されると、水と二酸化炭素になります。

つまり、光触媒のおかげで、
汚れがきれいさっぱり消え去るわけです。

ちなみに、原子状酸素以外の活性酸素では、
有機物を完全には酸化することができません。

原子状酸素あってこその、光触媒のセルフクリーニング機能なのです。


ただし、分解できる汚れの量には限界があって、
大量の汚れを分解することはできないそうです。

ですが、光触媒には『超親水性』という、
もう1つの優れた機能があります。

『光酸化分解反応』である程度汚れを分解し、
『超親水性機能』で汚れを浮き上がらせて洗い流す、
というように、うまい具合に2つの機能が協力し合って、
効率良く汚れを落として、セルフクリーニングしているのです。


ちなみにこの光触媒技術は、日本生まれの技術だそうです。
いろいろな用途の可能性があるようで、どんどん普及するとよいですね。
なんてったってエコですから。

2014年7月11日金曜日

光触媒ガラスの『超親水性』

前は帽子をかぶるのを嫌がっていた1歳の息子が、
ここ最近、自分から"ぼーし、ぼーし"と言って、
喜んで帽子をかぶってくれるようになりました。

"なぜ急に??"と不思議に思っていたママ、
帽子をかぶってくれるのはありがたいことなので、
特に気にしていなかったのですが、
今朝、"もしかしてこれのおかげでは!"というものが思い当たりました。

それは…

猫ピッチャー』です。

保育園の近くに、野球帽をかぶった猫ピッチャーの大きなポスターがあって、
それを毎日指差して、
"にゃんにゃん!" "ぼーし、ぼーし"
と言っているので、
大好きなネコのマネをして、帽子をかぶるようになったのでは…

というのが、ママの推理です。


話が途中だった、『光触媒ガラス』のお話ですが、
光触媒の二大機能のうち、まずは『超親水性』についてまとめます。

『親水性』とは、"水となじみやすい性質"のことです。
伊藤忠ウインドウズHPより


『親水性』の逆は、
水をはじく『撥水性(疎水性)』です。


こちらの図のように、
ガラス表面の水の角度で考えると
分かりやすいです。

水がガラス表面になじんで、ベターっと広がるのが、
上図真ん中の『親水性』。

ガラス表面が水をはじいて、水がガラス表面にくっつけずに丸くなるのが、
上図右側の『撥水性』。

光触媒ガラスに紫外線があたると、『超親水性』になります。

なぜかというと…

光触媒の超親水性-理論と応用』より


光触媒ガラスの表面は『二酸化チタン』の膜ですが、
普段は左図①のように、
酸素(O)がチタン(Ti)の間を架橋しています。



ここに紫外線があたると、
酸素が脱離して、②のように欠陥が生じます。



この酸素欠陥に、空気中の水分(H2O)のOが入り込むことで、
水が解離吸着します。



そして左図④のように、
そこに水素結合でさらに水分が吸着していくのです。


こむずかしい話なので、
もう少し分かりやすい図を紹介すると、こんな感じです↓




感染予防.comより














水をかけたときの写真を見ると、一目瞭然ですね。



水がダマダマにならないので、
雨が降った後も、
水の跡が残りません。





まどラボHPより


さらに、
ガラス表面に水が広がるということは、
水の膜で覆われるようなものなので、
汚れを浮き上がらせてそのまま流してくれるのです。

画期的ですねー。



でも、そんな効果、すぐになくなっちゃうのでは??
と疑いたくなりますが、
とあるお家では、一度も掃除をしていない大きな窓ガラスが、
新築から2年経ってもまだまだとってもキレイです、
というお話を先日知人から聞きました。

何年間効果がキープされるのかは分かりませんが。

さてさて、うなぎの寝床には、光触媒ガラスが装着されるでしょうか??

2014年7月8日火曜日

概算見積り発注

昨日は帰りは雨がやんでいたので、
歩いて帰らせてあげようと息子に靴をはかせて、
保育園を出て歩きだしました。

が、地下鉄の駅へのエレベーターを降りたところで、
座り込む息子。

すごくぐずるわけでもなく、
いわゆる"座り込み"です。

あの手この手で気を引こうとするものの、
一向に立ちあがらず。

どうしようもないので抱っこすると、
珍しくすんなり抱っこひもにのって、大あくび。

どうやら疲れていたようです。

子供も疲れにはかなわないんですね。


今回の打合せで、大まかに間取りが決まったので、
概算見積りをとってもらうことにしました。

最近は工務店さんも忙しいようで、
概算見積りをなかなか受けてくれなかったり、
時間がかかったりするようなので、
なるべく早め早めに動いておこうということで、
今回のプランで見積りを依頼してもらうことにしました。

相見積りをとるのが一般的ですが、
そんな事情なので、相見積りとれるか、
もしくは一社決め打ちになるか、
状況次第みたいです。

優良な工務店で、適正価格を出してくれると分かっていれば、
特命でもよいのですが。

ウルトラKの場合は、一社決め打ちでいくことも多いそうで、
その方が工務店も初めから本気になってくれて、
結果的にはよいそうです。


どこの工務店さんに見積り依頼するかは、
まずはお任せにしました。

大きなサッシの扱いだったり、細かい建具の造作だったり、
Kさんの建築にはやや特殊な作業もあるので、
これまでにもやりとりのある工務店の方がよさそうです。

完璧な仕事をする工務店は、その分高いそうで、
完成度が低めのところは、やっぱりその分安いそうです。

パパママとしては、コストも気にしないといけないので、
『100点満点でなくてもよいけれど、ウルトラKの合格点はとれる工務店』
でお願いしました。

クオリティとコストとのバランスのよい、良い工務店が見つかりますように。

2014年7月7日月曜日

地盤改良はいつ行う?

麺類が大好きな1歳の息子。
うどんも素麺もパスタも大好きです。

麺好きなだけあって、すするのも上手です。
ちゅるちゅるっと、器用に麺をすすります。

素麺をたらふく食べた息子が、
"ごちそうさまでした"と手を合わせる前に、
おもむろにお椀を持ったので、
おかわりを欲しがるのかと思ったら、

なんと、

お椀に少し残っていためんつゆを、
ゴクゴクゴクと飲み干しました…。

ダシ好きとは、日本人ですねぇ。


さて、週末の2回目の基本設計の打合せでママが確認したかったのが、
地盤改良の時期と依頼先でした。

地盤調査は先日終わって、
『改良が必要』という結果でしたが、
じゃぁ、いつ地盤改良するんだろう??と疑問だったわけです。

打合せのついでに確認したら、

・工事の直前、というか、基礎工事の一環として行う。
・地盤改良の依頼先は指定もできるけど、工務店を通してやってもらう。
・地盤改良費も本体工事費用の一部として、設計監理料の対象になる。

ということが分かりました。

本体工事と一貫して行わないと、
工事の責任の所在が曖昧になってしまうから、だそうです。

そして、地盤改良も監理の対象となるので、
設計監理料(総工費×●%)の対象になるそうです。

というわけで、うなぎの寝床の地盤改良はまだまだ先になりそうです。

基本設計打合せ2回目

週末は2回目の基本設計の打合せでした。

今回もみっちり3時間打合せしてきました。
その間、息子はおばあちゃんと御飯を食べたり遊んだり、
事務所が入っているマンションのロビーで、
お利口に遊んでくれておりました。

おかげで今回も有意義な打合せとなりました。

1回目の打合せで提示された初回プランを持ち帰って、
パパママ会議であーだこーだ試行錯誤していたので、
それを1つ1つ相談してきました。

そのおかげで、今回で大まかな間取りは決まりました。
詳しくはパーツごとに分けてまたご紹介していきます。

今回のメイントピックは、『車雨ざらし問題』でした。

今のうなぎの寝床プランは、
車の鼻先が完全に雨ざらしになってしまうのですが、
それをなんとかできないものかと相談しました。

かっこいい『ひさし』みたいのをつける、

というと、とても簡単に聞こえますが、
鉄板みたいのを建物側からつることになるので、

その荷重に耐えるべく、建物側にも鉄骨を使わないといけなくなり、
コスト的にかなり(というか未知数)アップになりそう…とのことでした。

しかも、今からまたプランを練って、
構造計算をして、
それから見積りを出すことになるので、
全体のスケジュール自体が1ヶ月くらい後ろ倒しになってしまい、
うかうかしていると消費税が10%になりかねません。

しかも、そこまでしても、車には屋根しかつかないので、
前やサイドからは風やほこりが入ってきます。

というわけで、コストパフォーマンスやトータルバランスを考えて、
車のひさしはひとまず諦めることにしました。

なかなか全てが100点満点とはいきませんねぇ。

2014年7月5日土曜日

光触媒ガラス

前は保育園で嫌々トマトを食べていた1歳の息子、
最近トマトが美味しい季節になってきたせいか、
トマトをばくばく食べるようになってきました。

美味しそうなトマトを切ってあげたら、
パクパク食べて、最後には汁と種まで飲み干していました…。

とはいえ、より好きなモノから食べたい息子、
まだトマトは一番最後ですが、
嫌いなモノは"ベー"とするので、
やっぱり最近のトマトは美味しいのでしょう。

味の分かる男かしら!?と思う親バカなママでした。


さてさて前回ご紹介した『光触媒ガラス』ですが、
決して物珍しいものではなく、

 旭硝子の『ハイドロテクトガラスコート
 日本板硝子の『レイボーグ光
 伊藤忠ウインドウズの『サンクリーン

など、各社から発売されています。

『光触媒コート × Low-Eペアガラス』のように、
各機能を組み合わせた高機能ガラスもあります。

もちろん高性能なほどお値段も高いのですが、
ガラスの大きさも価格に大きく影響するので、
一概には比較できません。
大きさが決まってから、じっくり比較することにします。

で、ママが猛勉強中の『光触媒技術』ですが、
ざっくり分かりやすくまとめると、

紫外線があたることで、
1.汚れを分解する(光酸化分解反応)
2.水滴の跡がつきにくい(超親水性)

という、この2つの性質のおかげで、
掃除をしなくても、キレイなガラスがキープできるというわけです。

なんで二酸化チタンにこんな魔法みたいな力があるのか、
ママは気になるので調べましたが、
長くなるので、また後ほど。


FIX窓の掃除は?

日々成長中の1歳の息子が、
今週、自動改札デビューしました。

最近歩くのが楽しくて仕方ない息子。
とはいえ、保育園の行き帰りは満員電車なので、
抱っこせざるをえないのですが、
抱っこ紐で抱っこしようとすると、
"いやだいやだいやだ!"と泣き叫びます…。

あまりに抵抗するので、電車に乗るまで歩かせてあげたら、
とってもご機嫌で、ママと手をつないで、
改札をはじめて歩いて通りました。


さて、二週間前に初回提案されたプランは、
南側が一面ガラスの大開口になっています。

とはいえ、ベランダはないので、
いわゆる引き違いの掃出し窓にはできません。
上の方は一部開けられるようにしても、
残りは開けられないFIXガラスになります。
しかも1階ではないので、外から手が届くわけでもありません。

となると、どうやって掃除をしたらよいのか…。

窓なんてそうそう掃除しませんが、
リビングの大きな窓があんまりにも汚れていたら、
さすがに気になりますし、
いざ掃除したくても手が届かないとなると困ります。

でも、最近は、自分では絶対掃除できないようなFIX窓をよく見かけます。

皆さんどうされているのかというと、
どうやら、『光触媒ガラス』を使っているようです。

『光触媒ガラス』というのはなにかというと、
『光触媒』という技術を利用した、
太陽光と雨水だけで汚れが落ちるガラスのことです。

ほとんど掃除いらずの、セルフクリーニングガラスというわけです。

具体的には、ガラスの外側表面が、
『光触媒』である"二酸化チタン"という物質で、コーティングしてあります。

なぜ、"二酸化チタン"のコート膜があると汚れが自然に落ちるのか、
その原理を調べると、かなり難しいので、
また別でまとめます。