『おーい かばくん』という歌つき絵本が大好きな息子。
YouTubeで見せてあげたら、すっかりハマってしまい…
『かばくーん、かばくーん』と言いながら、
せっせとノートパソコンを運んでおりました。
さて、設計依頼先もようやく決まり、
いよいよ本格的に始動した『うなぎの寝床プロジェクト』ですが、
まず第一ステップは『地盤調査』です。
これまで設計依頼先を検討する中で見てきた各社の見積りに、
必ず『地盤改良費』というのが入っていました。
まだ地盤調査をしていないので、
周辺地域の情報などからの推定の見積りではありましたが、
110-120万円が見積もられていました。
ふとパパが、
『今まで普通に家が建っていたのに、そんなに地盤改良必要なのかな?』
とつぶやいていて、たしかにー、とママも不思議に思ったので、
調べてみました。
で、分かったことは、
地盤改良が当たり前になったのは2000年(平成12年)から。
それ以前の家は、地盤改良されていないのがほとんど。
ということ。
どういうことかというと、
もともとの建築基準法では、地盤についての具体的な決まりがなかったのですが、
建築基準法が2000年(平成12年)に改正されて、
地盤の状況に応じた基礎の構造について、具体的に規定が設けられました。
では2000年以前の建物は、すべて全く地盤改良されていないかというと、
そうではなくて、
木造なら3階建て、もしくはRC造、鉄骨造の場合は、
構造計算が必要なので、そのおかげで、
地盤に対して適切な基礎が設けられているはずです。
ところが、木造の2階建てまでは構造計算が必須ではないので、
2000年以前の建物の場合、地盤については特にケアされていないことが殆どで、
地盤や基礎の強度が実は不十分ということがあり得るようです。
2000年の建築基準法改正によって、
地盤の強さに応じての基礎の構造が具体的に決められたので、
地盤を調査しないと、どういう基礎にするかが決められなくなりました。
だから今は、地盤調査が必須なのですね。
なので、家を建てるにあたって、
地盤調査や地盤改良が当たり前になったのはここ15年くらいの話で、
いくら前に家が建っていたからといって省略はできない、ということです。
早速、地盤調査費用の見積りを依頼中です。
0 件のコメント:
コメントを投稿