2014年5月31日土曜日

地盤改良は必要?

『おーい かばくん』という歌つき絵本が大好きな息子。
YouTubeで見せてあげたら、すっかりハマってしまい…

『かばくーん、かばくーん』と言いながら、
せっせとノートパソコンを運んでおりました。


さて、設計依頼先もようやく決まり
いよいよ本格的に始動した『うなぎの寝床プロジェクト』ですが、
まず第一ステップは『地盤調査』です。

これまで設計依頼先を検討する中で見てきた各社の見積りに、
必ず『地盤改良費』というのが入っていました。
まだ地盤調査をしていないので、
周辺地域の情報などからの推定の見積りではありましたが、
110-120万円が見積もられていました。

ふとパパが、
『今まで普通に家が建っていたのに、そんなに地盤改良必要なのかな?』
とつぶやいていて、たしかにー、とママも不思議に思ったので、
調べてみました。

で、分かったことは、

 地盤改良が当たり前になったのは2000年(平成12年)から。
 それ以前の家は、地盤改良されていないのがほとんど。

ということ。

どういうことかというと、
もともとの建築基準法では、地盤についての具体的な決まりがなかったのですが、
建築基準法が2000年(平成12年)に改正されて、
地盤の状況に応じた基礎の構造について、具体的に規定が設けられました。

では2000年以前の建物は、すべて全く地盤改良されていないかというと、
そうではなくて、

木造なら3階建て、もしくはRC造、鉄骨造の場合は、
構造計算が必要なので、そのおかげで、
地盤に対して適切な基礎が設けられているはずです。

ところが、木造の2階建てまでは構造計算が必須ではないので、
2000年以前の建物の場合、地盤については特にケアされていないことが殆どで、
地盤や基礎の強度が実は不十分ということがあり得るようです。

2000年の建築基準法改正によって、
地盤の強さに応じての基礎の構造が具体的に決められたので、
地盤を調査しないと、どういう基礎にするかが決められなくなりました。
だから今は、地盤調査が必須なのですね。

なので、家を建てるにあたって、
地盤調査や地盤改良が当たり前になったのはここ15年くらいの話で、
いくら前に家が建っていたからといって省略はできない、ということです。

早速、地盤調査費用の見積りを依頼中です。

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